59市町村

19市町村

島根県内の旧59市町村が

現在の19市町村へ

再編された「平成の大合併」から

まもなく20年が経過する

 

合併後、旧市町村の人口は

どのように変化してきたか

山陰中央新報デジタル

データism

あなたのまちは?

平成の大合併から20年

合併後の20年間で

人口が40%以上減ったのは旧3町村

-48.03%

(2000~2020年の人口減少率)

旧匹見町

1803人→937人)

ⓒGoogle

-41.00%

旧布施村

522人→308人)

ⓒGoogle

-40.71%

旧羽須美村

2078人→1232人)

ⓒGoogle

人口減少率が40%台は

旧匹見町(益田市)

旧布施村(隠岐の島町)

旧羽須美村(浜田市)

いずれも山間部で

合併によって〝周辺部〟となった 

県内3圏域(出雲、石見、隠岐)で様相は異なる

人口減対策の「鍵」

「20~39歳女性」

この20年で人口が増加したのは

旧東出雲町(現松江市)

旧玉湯町(現松江市)

旧出雲市       

旧斐川町(現出雲市)

旧旭町(現浜田市)

いずれも

20~39歳の女性が増えている

合併は「正解」だったか?

単独町制を選んだまちの今は・・・

海士町は15・16%減

知夫村は11・70%減

本土側の旧市町村の多くは20~30%減

これに対し、減少率は緩やかだ

西ノ島町も反転攻勢

「あそびとくらしの店 海月堂」

小山亜里沙さん、瑛司さん(千葉県から移住)

行政の機動力や町民との

「距離感」が保たれた

西ノ島町 升谷健前町長

進出企業を軸に

若者呼び込み目指す

坂栄一秀町長

東京都内の企業が拠点構え

ワーケーション事業展開

オリタナティブ・ポート 坂本早香さん(埼玉県出身)

今後も島根の人口減は進む

かつて92万人を超えた県人口は

2050年時点で50万人を切る

(国立社会保障・人口問題研究所推計)

地域問題に詳しい

持続可能な地域社会総合研究所」

藤山浩所長

「一定の自治の仕組みを取り戻すべきだ」

「旧市町村単位で人口減を捉えることに意義がある」

Sデジオリジナル企画

「データism」

身の回りにあふれているデータに

目を向けることで

地域の「実像」が浮かび上がる

Sデジオリジナル企画「データism」は

島根、鳥取に関する

データを深く掘り下げる

制作

山陰中央新報社

取材・執筆・構成・編集

報道部 白築昂